今年は、目から

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10年ほど前に花粉症デビューしてからこのかた、もっぱら鼻にダメージを受けていたが、

今年は、鼻を上回る目の不快に悩まされている。



「かゆくて、かゆくて、たまらない。目玉を取り出して洗いたいくらいよ!」

と、以前、キレ気味に言った友人がいた。


それを聞いたときは、ゲゲゲの鬼太郎の父さん(目玉のおやじ)が、

茶碗の風呂の中で手拭いを使っている図が思い起こされて、

可笑しかった。


が、今こそ、この友人の気持ちが手に取るようにわかる。





もともと私は、目薬全般でくしゃみが止まらなくなる体質であり、

くしゃみをすると、ひどく不機嫌になる性質なので、

あれこれ考えた末に、洗眼薬を使ってみることにした。


添付の小さいキャップに洗眼液を入れ、目元にぴったりあてがってから、上を向き、

瞬きして目の中を洗う。

このキャップの縁は、逆さにした時に液が零れないよう、目の窪みに沿って絶妙なカーブを描いている。


こんなところにも、研究開発スタッフの苦心の跡がしのばれる。


期待に胸を膨らませつつ、早速、使ってみた。





説明書通りに、洗眼液の中で何度か瞬きしたあと、明るいところで使用後の液体を見ると、

細かい黒い点々がフヨフヨと浮いているではないか。


これには、感動した。


今日は風が強かったから、花粉を含んだ砂塵に違いない。


こんなに入ってたら、そりゃムズムズもするわぁ。


それにしても、取れるもんだわぁ。



一人で感動しているのはもったいないので、娘にも見せた。


キャップの中の液体を覗き込んだ娘いわく、「これ、マスカラ」


は?? 確かに……そう言われれば……。


説明書に、『アイメイクを落としてからご使用ください』と書いてあったような。





念入りにクレンジングしてから、ふたたび実行。


説明書には、『ゆっくり瞬きをしてください』とあったが、それでは、生ぬるいような気がする。


高速で目をパチパチさせつつ、

(真上を見てー、次は下、はい、今度は目頭寄り~、はい、目尻寄り~)

という具合に、目玉をぐりぐり回すことにした。


『洗う』からには、目の中は、洗濯機の洗濯漕のようであってしかるべきだ。


さらに、液をまんべんなくいきわたらせるために、両眼は水平に保つべきだろう。


目薬をさそうとして勢いよく天井を仰ぎ、首筋を違えたことがあるので、そこは用心しないとならない。



目玉をぐりぐりしながら、ちょっとずつあごの角度を上げていき、顔面を天井と平行に――


が、リクライニング式のフロアチェアーに、足を延ばして座っていたのは、まずかった。


めいっぱい頭をのけぞらせた時点でバランスが崩れ、椅子ごと後ろにバターン。


突然の出来事でパニックになり、日頃の運動不足も災いして、なかなか起き上がれない。


木から落ちたカブトムシさながら、あうあうと手足をばたつかせ、やっと元の体勢にもどれたが、

濡れた顔を拭いていたら、やり場のない怒りが、ふつふつと込み上げてきた。




怒りはやがて、脱力に変わった。


製薬会社には悪いけど、これ、たぶんもう買わない。




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最近はまっているビスコッティ。すてきにガリガリしてます。
レシピの二倍量で作っても、一日でなくなります。
まぁ、ほとんど私が食べてるんだけど(._.)


レシピはこちらです♥
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by mofu903 | 2015-03-11 12:56 | 日常